万引き家族のあらすじやキャストは誰?カンヌ国際映画祭で最高賞

今回は、カンヌ国際映画祭で、最高賞「パルム・ドール」を受賞された映画、万引き家族について

本物の家族の形とは
法的な手続きがすべてなのか
子供を産んだら母親になるのか…。
キャスト、あらすじ、ネタバレなど紹介します。

 

 

あらすじ、ネタバレ。気まずいシーンとは

血の繋がりが一切ない赤の他人の集まりであることが判明する。

祥太は、ゆりに万引きをさせたくないという良心があり、わざと見つかるように万引きをし、逃走中に橋から飛び降りて怪我を負い、入院したことで、警察の捜査が入る。
そして家族の嘘が次々に晴れていくことになり、家族が崩壊するきっかけとなった。

そして家族はみな他人だったことが判明し、​家族はバラバラになり、それぞれに厳しい現実を突きつけられる。

実は物語の途中で初枝は病死していましたが、年金を不正受給し続けるために、治たちは遺体を庭に埋めて隠蔽していました。

​信代は過去の殺人や死体遺棄の罪をすべて一人で背負い、刑務所に入ります。
彼女は最後に祥太へ、彼がどこで見つけられたか、場所や車の色などをを教え、実の両親を探すよう、突き放します。

祥太は施設に入ることになります。

ゆりは元の両親のもとに戻ることになります。

血はつながっているが、仲たがいの起きている両親。
血はつながっていないけど暖かく愛してくれた信代たち。

はたして血のつながりばかり気にしてしまうことは幸せな家庭を築けるのか?

優しくも暖かい家庭。ふたを開ければみんな壊れている。
だが、これでよかったのか?正解は何なのか?

「産んだら母親になれるの?」

信代が取り調べを受けている際、こう言ったことで、
家族のつながりや、法的な手続きがすべてではないのではないか?
見ている人に問いかけているような、とても考えさせられるシーンが、この映画の核心ではないのだろうか

気まずいシーンとは?

リリー・フランキーさん演じる父・治と、安藤サクラさん演じる母・信代が、子供たちが寝静まっている隣の部屋で性行為に及ぶシーンがあります。

ホテルやきれいに整えられた部屋というより、生活感丸出しの生々しさが、ちょっぴり気まずく感じました。

​そして物議を醸しだしたのは万引きの教育シーンです。
治が幼い祥太に万引きの「合図」を教えたり、実際に店で盗みをするのですが、親が子に犯罪を教えるという、今までになかったであろうシーンは、見る人によって、きっと衝撃的な場面だったといえる。
実際、この映画を見て、これだ!とおもったお父さんがいて、現実に起きてしまったら大問題だしね…

 

万引き家族のキャスト、4番さんとは?

 

柴田 治:リリー・フランキー
柴田 信代:安藤サクラ

息子に万引きを教えるお父さんの治と、クリーニング工場で働く優しいお母さんの信代。

信代は前夫に暴力を受けており、正当防衛に近い形で治とともに元夫を殺してしまった共犯である。

元夫を埋めて隠しているため、婚姻届けを出すことができず、二人は婚姻状態ではない。

柴田 亜紀:松岡茉優

風俗店で働く。おばあちゃんが大好き。家出娘。

柴田 祥太:城桧吏
本人たちは助け出したといっているが、パチンコ屋の駐車場に放置されていた車の中から誘拐してきた子供。

治を父と慕い、万引きを手伝う。

柴田 初枝:樹木希林
亡くなった夫の年金で一家を支えるおばあちゃん。
夫の再婚相手の孫である亜紀からお金をもらっている。
年金で払っている家に人を住まわせるのは孤独を埋めるためだったとか。

ゆり(りん):佐々木みゆ

近所に住む虐待されていた少女。

ゆりはベランダに放置されているところを、治と信代に保護されるが、家族が崩壊したのち、ゆりは誘拐されたとして、再度両親のもとに帰されることに。

両親のもとへ帰ると、今までのようにベランダで放置されてしまい、家の中では言い争う声が鳴り響く。

 

4番さんとは?

松岡茉優さん演じる亜紀が働いているJKリフレの客のことです。

​亜紀が指名を受ける際、その客はなぜか本名を名乗らなかったため、ず、店での番号である4番と呼ばれていた。

4番さんはいつも、亜紀の膝に顔を埋めて泣いたり、静かに寄り添ったりするだけで、性的なサービスを望みませんでした。
します。
ただそばにいて、誰かと触れ合いたい。現実に引き戻されてしまうと感じ、あえて名前を名乗らなかったのかもしれないですね。

 

樹木希林さん、入れ歯を外しての演技

万引き家族において、なんと樹木希林さんはあえて入れ歯を外して撮影に臨んでいました。

​これは樹木さんご本人の提案だったそうです。

樹木さんは人間が年を取ることにリアリティを出すため、髪をだらしなく伸ばし、普段つけている入れ歯を外すことで、不気味さを演出するなど、単なる役作りからかけ離れた努力をしていました。

歯がない状態でミカンなどを食べるシーンを、大女優である樹木希林さんが挑むことで、おばあさんになるとこうなのかという現実が見えました。
見ていた私も、気味悪いというか少し怖く感じました。

ちなみに、同じ歯のエピソードでいうと、ゆりの歯が抜けるシーンがありますが、あれは撮影中に子役の歯が自然に抜けたものをそのまま生かしたそうですよ。
抜けた歯さえも映画に盛り込んでしまうなんて、頭の柔らかい監督です!

 

万引き家族 カンヌ国際映画祭で、最高賞「パルム・ドール」を受賞

2018年に開催された第71回カンヌ国際映画祭で、最高賞である「パルム・ドール」を受賞去れました。

これは日本映画としては1997年の今村昌平監督うなぎ以来、21年ぶりの快挙なので、大きな話題となりました。

 

​「私たちはこの映画に完全に心を奪われた」

 

審査員長のケイト・ブランシェットは、こうコメントしている。

演技、演出、物語が、世界的に評価されたといえるだろう。

パルム・ドール受賞のニュースは日本国内でも大きな話題となり、興行収入は約45億円を突破する大ヒットとなりました。

​カンヌだけでなく、第91回アカデミー賞の「外国語映画賞」にもノミネートされております。
るなど、2018年を代表する世界の1本となりました。
​樹木希林さんの女優魂が濃く感じられる、凄まじい役作りや、複雑な家族環境が世界に衝撃を与えたのでしょう。

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