今回は映画フォレスト・ガンプについてご紹介します。
フォレストガンプは、知能指数は人より低いが、
純真な心と俊足を持つ男、フォレスト・ガンプの波乱万丈な半生を描いた映画です。
映画の半分以上は、主人公のフォレストが自分の人生をジェニーに会うためのバスが来るまで、バスを待つ乗客に淡々と話し続け、ジェニーとの再会で、エンディングを迎えます。
フォレストガンプのあらすじ、ネタバレ。矯正器具が取れたのに走り続けた結果、俊足の持ち主に!アカデミー賞で数々の名誉を受賞
フォレスト・ガンプは、1994年に公開されたアメリカ映画
日本では翌年の1995年に公開されました。
第67回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞を含む計6部門を受賞しました
同時期には名だたる名作が公開されていましたが、それらを抑えての受賞だったことから、注目度の高さが伺えますね。
あらすじ
アラバマ州に生まれたフォレストは、脚が不自由で知能も低い少年でしたが、学校に向かうバスの中で仲良くなった幼馴染のジェニーだけは彼に優しく接してくれました。
ある日いじめられっこから石のようなものを投げつけられ、
ジェニーは、
「走るのよフォレスト!」
と器具を付けたまま走って逃げることを教えた。
走りながら矯正器具が取れてしまいますが、そこで、超人的な俊足に目覚める。
その足の速さで大学のアメフトスター選手になり、ケネディ大統領に面会し、その後、ベトナム戦争に出征し、多くの仲間を救って英雄となる。
そこで、ジェニーと同じく、映画の核となるダン中尉や、エビ漁の夢を持つ友人ババと出会います。
フォレストはけがを負いますが、帰還後、けがの治療中に卓球を教わる。
ここでもフォレストの才能が発揮され、中国との「ピンポン外交」で活躍。
その後、戦死した親友ババとの約束を守りエビ漁を始めるが、まるでうまくいかなかった。
だが、手紙を送っていたダン中尉の登場で、「ババ・ガンプ・シュリンプ社」は大成功
初期のアップル社への投資などでフォレストは大富豪になります。
一方、最愛のジェニーは、何度として、浮き沈みの激しい人生を送り、そのたびにフォレストに会いに行っては、姿を消す不安定な生活を送っていました。
数年後、フォレストのもとにジェニーから手紙が届き、ここまで、語り部に徹していたフォレストだったが、バス停で話を聞いてくれていた女性から、ここからはバスよりも歩いて行けると教えてもらい、ジェニーの住む家に到着。
久しぶりに再会した彼女にはフォレストという名の一人息子がいました。
父の名前もフォレストだと言い、フォレストが父であると伝える。
そしてジェニーは、長らくジェニーに片思いをしていたフォレストへ、結婚を申し込み、はれて夫婦になる。
二人はようやく結ばれますが、間もなくジェニーは他界してしまう。
フォレストは亡き妻の面影を追いながら、立派に育った一人息子を、自分が育った場所で、自分の乗っていたバスに乗せ、一人で育てていくのだった。
ダン中尉との出会い、フォレストへの思いの変化は
フォレストは兵隊となり、親友のババと出会いますが、同時にダン中尉との出会いがある。
厳しくもいつもみんなの先頭に立ち、正しく導いてくれていたが、戦争で敵からの攻撃に、自らの両足を失ってしまった。
そこから、戦争で自分は死に、英雄になるはずだったのに、お前のせいで死ねなかったとフォレストを責めますが、フォレストと同じ時間を過ごすことで、フォレストの純粋さに感化され、再び生きる希望を見出す。
その印象的なシーンは、新年のパーティーでフォレストを誘ったときだった。
個室に移動し、遊びの女たちと戯れていたら、フォレストが馬鹿にされたことに大激怒し、その場にいた女たちを追い出す。
そこから、フォレストに対する姿勢はいままでと全く違うものとなった。
その後エビ採り漁でも大活躍されます。
フォレストガンプの障害や、アメフトとの出会いがのちの人生を示唆した
知的障害を持つフォレストだが、「サヴァン症候群」に近いとされている。
並外れた集中力と純粋さがあり、彼が数々の偉業を成し遂げます。
フォレストのIQは75と設定されており、母と訪れた学校では一般的な就学基準を下回っているといわれていた。
だが、卓球を教わる際に
「球から目を離すな」
と言われ、その通りにし続けた結果、全米代表になったり、
「とにかく走れ」!
と言われ、ゴールを突き抜けるまで走り続けた結果、スター選手なったり、
に。
兵隊時代には、だれよりも早く銃を分解、組み立てをし、けがをし弱った仲間を担ぎ上げて助け出した結果、英雄になったり。
少々生きづらさはあったかもしれませんが、彼はいつもまじめで、一生懸命生きていました。
「一つのことを極める集中力」と「他人を偏見なく愛する心の知能」においては、誰にも真似できない天才だったと言えるのではないでしょうか。
アメフトにおいては、劇中での彼の活躍は、アメフトというより、ランニング
フォレストが大学に入れたのは、アメフトの才能を見込まれたからです。高校時代、いじめっ子の車から逃げるために猛スピードで走っていたフォレストが、たまたま練習中のアメフト場を横切り、
その異次元の速さに目をつけたのが、伝説の名将ベア・ブライアント監督。
「あいつは何者だ!?」と驚愕し、なんと足の速さだけでアラバマ大学への特待生入学が決まりました。
ですが、フォレストの役割は走るだけで、ボールを受け取ったらとにかく走ること。
ただ、一度走り出したら止まり方がわからないため、観客席やスタジアムの外まで走り続けてしまうため、「止まれ、フォレスト!」というプラカードを掲げて教えなければならないほどでした。
このシーン面白いから好きです。
ケネディ大統領、エルビス・プレスリー、ジョンレノンという名だたる著名人と合成で共演?
トム・ハンクスをブルーバックで撮影し合成したそうですが、1994年という時代に、この合成は画期的で、世界中に驚きを与えました。
歴史上の人物たちの口の動きを加工して、フォレストと会話しているように見せているように作られたそうで、本当に話し合っているみたいですよね。
登場する有名人の合成もすごいのですが、その有名人もすごい人たちです。
まず、幼少期、エルビス・プレスリーは無名時代にガンプ家に泊まり、フォレストの脚の装具に合わせた独特な動きを見て、あの有名なステップを思いつくという設定。
ケネディとは、アメフトの全米チームとしてホワイトハウスを訪れた際、「トイレに行きたいです」と正直に答えて笑いを誘うシーンで登場。
ジョン・レノンは、テレビ番組の対談で隣に座り、フォレストに、中国の印象は?と聞かれ、答えるシーンがあります。
その語られた中国の印象が、名曲イマジンの歌詞のヒントになったという演出になっています。
正確に言うと、アメフトの技術や戦術が天才的だったわけではなく、**「指示された通りに、誰よりも速く走り抜ける能力」**が突出していました。
ジェニーと母の死因は?当時不治の病とされていたエイズが原因か
母の死因は癌でした。
彼女は自分の死期が近いことを悟った際、フォレストを枕元に呼び、こう告げます。
「死も人生の一部なのよ」
「人生はチョコレートの箱のようなもの。開けてみるまで中身は分からない」
いつもフォレストに正解を導く優しく大きな存在。
小さい頃から、いい学校に入れてあげようと校長に直談判するなど行動力のすごいフォレスト想いのお母さん。
死んでしまったらしばらく会えなくなるのはさみしいわね。と言いながら、宅のベッドで、愛する息子に見守られながら息を引き取った。
ジェニーの死因は不治の病
ジェニーは、フォレストと結婚して間もなく不治の病で亡くなります。
具体的に病名が明かされることはありませんでしたが、おそらくエイズではないかと示唆されています。
彼女が病気を発症したのは1980年代前半で、アメリカでエイズが深刻な社会問題になり始めた時期と重なる。
ジェニーはフォレストに「未知のウイルスに感染している」と告げるシーンがありますが、過度のドラッグの回し打ちをするシーンがあった。
その注射器の供用によって感染したのではないかと予想される。
ジェニーは小さいころ、親からの虐待、付き合っていた恋人からの暴行?や、自殺未遂に、ドラッグ依存。
そんなジェニーをフォレストどんなことがあっても、いつまでもいつまでも愛し続けます。
ジェニーにとってあまりいい人生ではなかったかもしれませんが、フォレストと結婚し、フォレストの深い愛に包まれ、息子を見守りながら安らかに旅立ちました。
母の死は、フォレストに独り立ちを促し、ジェニーの死は彼に父としての責任を与えたといえるでしょう。
ました。
フォレストは、ジェニーを亡くした悲しみが癒えるよりもはやく、ジャニーが遺した息子を育てていくことで、ジェニーの分まで、惜しみない愛を与え続ける。

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