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映画国宝の良さがわからない!つまらない理由、なにがすごい?

邦画

『国宝』は、吉田修一さんの同名長編小説を原作とし、監督・李相日さん、主演・吉沢亮さんのタッグで制作された、日本映画史に残る圧倒的スケールの芸道ドラマ映画について、感想をまとめてみました

国宝が大好き!!というファンの方にはお心苦しい記事かもしれないです…

公に表舞台に出れない喜久雄と、歌舞伎界で超有名な親を持つ俊介。

二人の演技がすごすぎると話題の映画ですが、個人的に、私の見た感想だったり、つまらない、良さがわからない。といった人気の裏の意見をご紹介しようと思います

文中で何度も申してますが、国宝が大好き!この世で一番感動した映画!という方は要注意してお読みくださいね!

映画国宝 見た感想

「名作」「すごい映画」とあちこちで絶賛されているからこそ、実際に観てみて「えっ、自分にはあまり面白くなかったな……」と思ってしまう私は、すこし周りとずれて居るのかしら。

と、不安になりましたが、見た結果として、あまりよかった。とも、わるかった。とも思わなかった。

という気持ちから、あまり自分には刺さらなかったのかも。と感じました
うと、何だかモヤモヤしたり、自分の感性がずれているのかなと不安になったりしますよね。

物語で、二人はお互いを鼓舞しあって、切磋琢磨して演技に取り組んでいました。
それでも、親の血のせいで、認められない。一方は落ちぶれても戻ってこれた。
最終的には二人で同じ舞台に立てたのに、俊介は病で倒れた。

演技や、演出、背景や音楽の美しさと裏腹に、あまり面白い!感動した!という映画ではない。というところも、ゴ力が報われないところも、うーん。と思ってしまうポイントでした。

といったところで、見た感想としては、世間が大絶賛しているけど、個人的にはまあまあでした。。。といったところです。

ファンの方ごめんなさいm(__)m

 

映画国宝はつまらない?

つまらないという意見があるので、どこが?なにがつまらなかったのか?

私の意見と合わせてまとめてみました。

1. ドラマチックな「盛り上がり」や「スカッとする展開」がない

一般的な映画にあるような、「努力して大成功してハッピーエンド!」という分かりやすい爽快感がありません。

物語が進むにつれて、主人公たちはただひたすら自分の欲望や「芸」に囚われ、周りの人を傷つけ、自分自身もボロボロになっていきます。
そのため、観ていて「話がずっと重苦しい」「展開に救いがなくて疲れる」と感じやすいです。

慕って応援していた人は、ライバルにとられるし、好きでもない人と一緒になろうとした結果、またも残酷な未来が待っている。

ひたすら喜久雄の負のループは続いていく…

2. 主管や登場人物に感情移入(共感)しにくい

主人公の喜久雄は、普通の倫理観や優しさよりも「いかに良い芸をするか」「上に行くか」に取り憑かれており、人間味や温かみを感じにくい生き方をします。

「もっと周りを大切にすればいいのに」「なんでそんなに自分勝手に行動するの?」と、登場人物の行動にイライラしたり、冷めてしまったりすると、3時間の上映時間がものすごく長く感じられてしまいます。
もちろん、吉沢亮さんの演技が素晴らしいからこそ、こう言った意見が出るのだと思うし、監督や、脚本をよく理解しての結果だと思うのですが、あまり共感できないストーリーだなあ。という意見です。

3. ひたすら「ドロドロした執念」を見せつけられる

華やかな歌舞伎の世界の裏にある、血筋の呪縛、激しい嫉妬、身内のいざこざ、病気や老いによる絶望など、人間の「業(ごう)」の泥臭い部分がこれでもかと描かれます。

「国宝」というタイトルや、美しい表紙に、きっと感動的ですばらしいストーリーなんだ!という気持ちでこの映画に挑んでしまうと、うーん。ちょっと消化不足。と感じてしまうかもしれないですね。

面白い!すごい!
と思う方の意見はきっとこの真逆なんでしょうね
このストーリーだからこそ、ドロドロが伝わってすごい!
という気持ちなのかもしれないです。

私とは正反対です…

 

映画国宝 見るべき映画か?

結論から言うと、「圧倒的な熱量の演技や、人間の生々しい執念を描いた重厚なドラマが見たい人」には間違いなく見るべき大傑作です

あとは、キャストの、横浜流星さんや、吉沢亮さんが好き!というかたには、いろんな表情や、見たこともない歌舞伎の演技もあるのでお勧めかもしれません

ですが、反対に「気軽な娯楽としてスッキリしたい人」「ドロドロした人間関係や救いのない話が苦手な人」には、少し心してかかった方がよい作品です。。。

これからご覧になるかどうか迷ったときは、以下の「おすすめできる人・できない人」の基準を参考にしてみてください。

・こういう人には「絶対に見るべき」!

吉沢亮さんと横浜流星さんが、血を吐くような稽古と圧倒的な集中力で体現した「芸に憑入られた人間の美しさ」は、日本の映画史に残るレベルと言われています。

2人のファンであれば見逃す手はありません。

伝統芸能(歌舞伎)の華やかさと、その裏側の過酷な世界を覗いてみたい本格的な舞踊シーンや舞台の美しさは、大きなスクリーンやテレビの前で息をのむほどの迫力があります。

衣装の華麗さ、言葉の美しさ、身のこなし、そして厳しい世界は、歌舞伎を知らない方からしても、勉強にもなるし、すばらしい日本らしさを感じられると思います。

・こういう人は「少し注意が必要」かも?

ハッピーエンドや、登場人物の「善人さ・清々しさ」を求めている登場人物たちの生き様は基本的に過酷で、自分の欲望や芸のために周囲を傷つけたり、破滅に向かったりします。

「見ていて心が温まる話」を期待すると、ずっしりとした疲労感を覚えるかもしれません。

そして最大のポイント…上映時間がかなり長いです。。

本編が175分(約3時間)とかなり長尺で、中だるみはしない密度がありますが、まとまった時間と心構えが必要になります。

・もしこれからご覧になるなら

「娯楽大作」というよりも「人間の狂気と執念のドキュメンタリー」を覗き見るような気持ちで向き合うと、グッと引き込まれやすくなります。

吉沢亮さんと横浜流星さんが見せる「表情の変わり方」や「舞台上の圧倒的なオーラ」だけでも、3時間を費やす価値は十分にありますよ。

ただ、好き嫌いはどうしても別れそうな映画ではありますし、どうしても長いので、途中で飽きてしまう可能性もあります…

最終的にハッピーエンドになればいいものの、そんなどんでん返しもないので、期待外れかも?感はどうしても残ってしまいます

国宝 良さがわからない?

この映画、ものすごく話題になって、興行収入も莫大な金額をたたき出しているのですが、やはり、好き嫌いが分かれるのも映画のいいところ。

残念ながら、わたしにはあまり刺さらなかったですね…
同じような意見をお持ちの方もいるようなので、良さがわからない、どこが良いの??
を探ってみようと思います。

1
主人公が「良い人」ではなく、人間的に共感しにくい

喜久雄は「芸の道」に狂ったように執着するあまり、周りの人(支えてくれた人や家族)を傷つけ、顧みない生き方をします。見ていて「身勝手だ」「もっと他の生き方があるのに」とストレスや嫌悪感を抱きやすいキャラクターです。

もちろん芸は喜久雄がよかったと思います。
ただ、血の争いもあり、どうしても実力だけでは一番になることはできなかった。
それを、映画なんだから、フィクションなんだから、主人公を幸せにするもんだろう。という気持ちはみじんも感じられなかったですね。

最初から最後までかわいそうな主人公でした

2
ストーリーが過酷で、救いが少ない

華やかな歌舞伎の世界の裏にある、ドロドロとした血筋の呪縛、嫉妬、孤独、そして老いや衰えといった残酷な現実が容赦なく描かれます。ハッピーエンドですっきり終わる話を期待していると、重苦しさが残ってしまいます。

お客さんとして見ているだけなら、ひとりひとりの演技というより、ストーリーだったり、話の流れを見ていたり、歌舞伎という世界観を楽しんでいる人が多いと思います。
もちろんかなり詳しくて、「この演者のこの感情の出し方はちょっと…」なんて人もいるかもしれませんが、

わたしからして、横浜流星演じる俊介も、ちゃんと演技がうまいと感じたし、でも、本人は役をとられ落ちぶれて逃げていった。

なのに、親の名前があるから、それだけでスターになれる。
喜久雄はどうあがいても、いくら演技で努力しても、過去から逃げることができない。

こんなに過酷で、不幸せなストーリーなのに、世界的になぜここまで評価されたのか…
本当にわからない…

3
「歌舞伎界の常識」や「時代の空気感」が肌に合わない

昭和から平成にかけての昭和的・体育会系的な価値観や、血統社会の理不尽さが色濃く描かれているため、現代の感覚からすると「なんでそんな理不尽な世界に耐えるの?」と冷めてしまうポイントがあります。

たしかに、歌舞伎界って、歌舞伎の世界の人しか知らないし、本当にあんな風に、ずっと同じポーズをとらされたり、叩かれたり、怒号を浴びたりしてるの?って感じですよね。

時代的に虐待だとか言われないのかな?
これが、実際の話なのかもわからない。

主人公・喜久雄の少年期である1964年頃(昭和30年代半ば)の長崎から物語が始まり、昭和から平成を経て、2010年代(現代に近い時期)に至るまでの激動の時代が背景となっているそうなので、すこし、現在とは違う教え方もあるのかもしれないし、昔ながらの教え方だったのかもしれないけど、今見る映画としては、新しさを感じるというより、「ああ。やっぱり歌舞伎って厳しくて怖い世界なんだなあ」と思ってしまう。

今回、映画国宝について、感想としまして、主に、比好意的な内容になってしまいましたが、これから見る方、見たけどあんまりおもしろくなかったなあ、という人。

様々な意見があると思いますが、お読みいただいて共感していただけることがあればうれしいです

映画で大好評だった映画ですが、割と早い段階で、アマゾンプライムで公開されていたことでも話題になりましたよね!

興行収入が恐ろしいいビッグ映画だから、アマゾンで公開しても、かなりすごい再生数になったことではないでしょうか…

少し気になってきたからもう一度見てみようかしら…

お読みいただきありがとうございました!

 

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