今回は映画怪物についてネタバレありでご紹介
様々な事件?がありますが、その犯人や真相は意外な人物だった
怪物は、だれが怪物というわけではなく、いくつもの質問と疑問と答えが入り混じっており、だれもが怪物になりえないのではないか?と考えられる
実際の登場人物でも、一人ひとり、「怪物」的なシーンもあるので、紹介していきます
(長いので簡潔に書けるよう頑張ります!)
ラストは様々な意見がありますが、紹介しているのは、あくまで私の考察です!
・怪物ネタバレあらすじ
「教師による生徒への暴言・体罰疑惑」をめぐり、同じ出来事が3つの異なる視点(母親・教師・子どもたち)からオムニバス形式で描かれる。
母親目線、担任目線、子供目線にわけてご紹介します!
母・早織
シングルマザーの早織(安藤サクラ)は、息子の湊(黒川想矢)の様子がおかしいことに気づくところから物語は始まる。
耳の怪我、スニーカーが片方ない、泥のついた水筒、そして「僕の脳は豚の脳と入れ替えられた」という不気味な言葉。
湊から「保利先生(永山瑛太)に暴力を振るわれた」と聞き、早織は学校へ抗議に行きますが、校長(田中裕子)をはじめとする学校側は、まるでロボットのような心のない対応に、早織は腹を立て、保利先生をやめさせろと訴えます。
それでも状況はよくなることはなかった…
担任・保利先生
保利は決して暴力教師ではなく、生徒想いで、優しく真面目な教師だったことが分かります。
保利目線だと、湊が同級生の星川依里(百高満)をいじめているように見えたため、保利はそれを止めようとしていただけでした。
しかし、学校の保身のために、学校側から全ての責任を押し付けられ、謝罪をせざるを得ない状況になった保利は、メディアにも叩かれ、社会的に破滅。
絶望した保利は、湊の作文から「本当の嘘」に気づき、嵐の日に湊の家へと向かいます。
湊と依里
この二人の関係がすべての真相を明らかにする。
湊と依里は、いじめ・被いじめの関係ではなく、お互いに強く惹かれ合う親友(そしてそれ以上の淡い恋心?)の関係でした。
しかし、依里は父親から「お前の脳は豚の脳だ(同性愛的な傾向を病気扱いする虐待)」と傷つけられており、学校でも女子といることが多かったりすることで、いじられていました。
依里と仲の良い湊は周囲の目を恐れ、学校では依里に話しかけるなと伝え、無視し、放課後に2人だけの秘密の基地(廃電車の車両)で過ごしていました。
自分の気持ちに戸惑う湊が、保利先生に突発的な嘘をついてしまったのが事の発端でした。
いじめの犯人、放火事件の犯人、校長の事故の真相。
①いじめの犯人はクラスの男子
いじめは湊によるものではなく、クラスの男子のグループによるものだった。
湊は依里のことはもちろん大切だったが、学校で仲のいいところがばれると、自分もいじめられる。と考え、学校では冷たい態度をとっていました。
②放火事件の犯人は依里
依里は湊に「ライターで火をつけるのが好き」と語っており、スナックビルの火災現場を嬉しそうに眺めていました。
動機は、父親がその店によく通っていた(あるいは父親に対する当てつけ・反抗)ためと考えられます。
③孫をひいたのは夫ではなく校長自身
学校という場所があり、好調という立場があることで、嘘をつき、夫に罪を擦り付けていました。
学校を守るためについた嘘だったが、自分自身罪の重さに耐えられなくなり、精神的にも、おかしくなったのでは?
・怪物ネタバレ、ラスト2人は死んだのか?
早織と保利が嵐で大荒れの森へ、湊と依里を探しに行くが、見つけた壊れた電車の中を探し、それから先はシーンが途切れていました。
電車の中で二人は、「動き出すのかな?」と運転席に向かい、そこから草原の中を無邪気に走り回るシーンへ移行します。
草原を走るシーンでは、汚れていたはずの服はきれいになっており、生前、2人が走っていた線路の「立ち入り禁止」の柵がなくなっているなど。
これを踏まえると、残念ながらふたりは死んでしまったのではないかと考えられます。。
幼くして二人は、偏見によるいじめや、先生に理解してもらえないこと、そして父親からの暴力。
怪物とは、なんなのか?
自分が怪物なのか?
大人はみんな怪物なのか?
生きていて壊れた電車から脱走した説も考えられなくもないが、おそらく…
二人は永遠の自由を求めて旅立っていったのではないでしょうか
・怪物ネタバレ感想
「怪物」はかなり奥が深いです。一人一人のキャラクター設定がしっかりしているし、ただタイトルを見ただけだと、なんか恐ろしいホラー映画なのか?って思ってしまいますが、
人間の本質を考えさせられる内容になっていました。
見終わって、いろんな人の意見を聞いているうちに、「そうか、あの少年たちは恋愛対象だったのか…」と思ったり、なんであんなにも見る視点によってこれほどまでに意見が交差するのかとか。
とにかく一回ですべて理解しようとするのは難しかったです。
(私は3回連続で見ました笑)
私も、「自分」が考える「自分」と、他人から見た「私」が、全然違って、そういうつもりじゃないのに、嫌な風に人に伝わってしまったりと、人間だからこそわかりずく、なんて生きづらいことが多いんだろうと感じました。
とにもかくにも、子供、親、先生、生徒、そしてそれをとりまくすべてのことに、「怪物」はいつでも近くを取り巻いて、誰もが誰かの「怪物」になってしまう恐ろしさと、その裏にある子どもたちの瑞々しい真実を描いた人間ドラマです…
人間は弱い。だからこそ、終わりを考えるのではなく、うまく助け合うことが重要…ですね。
しっぽりしてしまいました!
お読みいただき誠にありがとうございました!


コメント