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廃用身のラストは?ネタバレ感想、漆原はサイコパス?グロいシーンも

邦画

話題の映画として今回は「廃用身」(はいようしん)についてご紹介します
2026年公開  (吉田光希監督・染谷将太主演)は、現役医師である久坂部羊のデビュー小説を映画化した作品です

廃用身のラストはどうなるのか?サイコパスでホラーでグロいのか…??

漆原とはどんな人間なのか…
感想多めでレビューさせていただきました!

 

廃用身 ネタバレ感想

ほぼネタバレの感想からご紹介します

Aケアと名付けられた、体の一部が麻痺などにより、回復の見込みがなくなった部分(廃用身)を切断する行為は、はたして善なのか?悪なのか??

院長の漆原は、患者のため、老人のため、介護者のため、と試行錯誤し、最終的には、どうするか、患者と、患者の家族に了承を得ています。

決して自分勝手に行為を進めているわけではないです。

途中で何度か病院内で会議が行われていましたが、きちんと説明する必要があります。と言っていたし、患者の中で、岩上さんというおじいちゃんが登場しますが、その方も、言わされているわけではなく、自分からみんなの前でスピーチしたい。と言っていました。

中には、回復しないじゃないか!!とか、なんでもかんでもすぐ切断するというのは恐ろしいことなんじゃないのか?と、病院を退職する者もいました。

ラストでは、誰かが病院の、院長のやり方は間違っているとリークしたせいで、病院は封鎖?されて、院長の漆原は、最終的に自らの命を絶ってしまいました。

そこで一番の名シーンというか、みなさんの印象に強く残った言葉がありましたね。

「私の頭は廃用身」という遺言。

そして首から上を線路に投げ出しました。

結局医療は、たくさんの答えがあるかもしれないですし、なにが正解で間違いかもわかりません。
ですが、きちんと説明をし、患者の理解も得ているし、なにより、プラスになった人もたくさんいました。

もちろん、一家殺害し、自殺した岩上さんについても、映画の中で語られていましたが、ここまで自分で動けるようになって、家族を殺害できるほどに体力も気力も、行動力も付いた。というのならば、そのあとの行動は本人の意思だったので、病院は関係ないのではないか?

体が動かないままだったなら一家が死ぬことがなかった。ととらえるのが正解なのか?

わかりませんね。

ひとそれぞれ、すきに考察するのが良いのかもしれないです。

と、いうように、漆原のやり方が、もちろん残酷で非道だという意見もあれば、患者はやってよかった。もっと早く切ればよかった。という人もいます。

なので、漆原だけを責めるのは、自殺まで追い込むのは、どうだったのかなあ。と。。

ひとつ言うなら、もう少し、ほかの医者の意見も取り入れるべきだったのかな?ということくらいでしょうか。

でも結局漆原のやり方でGOしてるわけだし、みなさん合意のもと。ってことですよね。

医学のお話は、難しいですね。、

ということで、ネタバレしまくりの感想と考察?となりましたが、私の意見としては、こうゆう言葉もあるのか。廃用身という言葉の意味を知れただけでも、とても勉強になったなあ。という感想でした。

 

廃用身 衝撃的なラスト

衝撃的なラストでは、漆原は自らを廃用身という言葉で人生を終えました

漆原の最期と遺書
姿を消した漆原(染谷将太)は、編集者に最期の電話をかけ、今まで携わってきた医療行為、経緯や患者についての思いを暴露しました。

そして、一通り話し終わった後、「またあいましょう」という言葉を最後に、線路の上で首をレールに横たえ、列車に飛び込んで自死を遂げます。

彼が残した遺書には「頭が 僕の 廃用身」とだけ記されていました。

衝撃でしたね。

そこまで追い詰められていたんですね。
そりゃ、報道になって、記者に追いかけられて、苦しくもなります。

いままで、周りに無関心だったから、そこまでダメージもなく、ちゃんと意味があってやった行為である。と、きちんと証明してくれるのかと思っていました。

でも、このシーンがこの映画の山場なので、悲しいし、怖いけど、くるってしまった院長。という意味で、いいラストだったのかもしれません。

回収する車掌さんの気持ちを考えると気味が悪くてしょうがないですが…

そして、問題となった患者がいました。

漆原の死後、かつて「治療後に効果が出ない」と漆原を責めていた患者の妻が、風の吹く中で寝たきりの夫から自分の名前を呼ばれる声を聞きます。

それが「本当にAケアの効果が遅れて現れた救い」なのか「妻の強い願いが見せた幻聴」だったのか。

私が思うに、Aケアの効果なんではないかなと思いました。
何やっても無駄。ただ会話がしたい。と必死に訴えて、漆原に期待を込めAケアを実践するも、体はバラバラになり、漆原を責めました。

でも、、、
体をふいてあげたり、ベッドに移したりするのは、以前より楽になったなあとどこかで感じていたはずです。
体をふいているシーンがあったので。

そして、ラストは名前を呼ばれて終わりました。

きっと、すぐに話せるようになると期待していただけに、効果を信じることができず、誰かを恨まないとやっていられなかったのでしょう。

そして後悔するのでしょう。

漆原のやり方でよかったんだ。と、
責めてしまって申し訳なかった。と

私の考察はこんな感じですが、これも見た人に委ねるというラストということでしょうね。

考えさせられます、
見た人によって答えがたくさんあるので。

とはいっても、グロくて途中見てられないわ!って人もたくさんいると思いますけどね…

わたしは列車のシーンすこし目を背けました…

という実に奥深いラストでした!

廃用身 漆原はサイコパスなのか?

「漆原院長はサイコパスなのか?」という点は視聴者の間でも議論が分かれているようです

漆原自身に悪意や殺意は全くないように感じました。

というより、介護者や患者の苦しみを本気で救おうとする「100%の善意」を深く感じました。

実際に、説明もしている。効果があるかどうか、明確ではないけど、今後の介護は少なからず楽になる。と、伝えていますし、患者にも、患者の家族からも了承を得ています。

しかし、その目的のためなら「生きている人間の手足を切る」という倫理的タブーを平然と越えてしまう点が、客観的には極めて異常(サイコパス的)に映ります。

どうしようと悩むこともなく、躊躇もなく、切ればいい、
その中に、どうにかして切らずに済む方法を考える。という意見が生まれなかったから。

そう思われてもしょうがないのかもしれないですね。

回復の見込みのない体の一部を、そのまま、痛みと重みだけ残しておく。ということは、患者にとっても負担なので…

ということは、私は見ていてよく分かったので、特に何も思わなかったのですが…わたしもサイコパスということなんでしょうか…

おじいちゃんの岩上さんは、自分で義足外してたし、義足を作るということもできるわけだから、そこまで責められることなのかな。とか

…思ったけど、確かに、この映画のこの病院の患者さん。
みごとに、腕や足のない人だらけ!!!
でしたね。。

幼少期の漆原少年が、虫の羽をもぎ取っていたというエピソードが登場しましたが、、それもそこだけ切り取ってみてみるとサイコパスなイメージもありますが、そこは、虫に対する解体の興味で会ったりとか、なによりまだ少年なので…ということを考えると、私はそこまでサイコパス的な印象は受けませんでした。

いやあ、老いると、廃用身だらけになるのでしょうか…
すこし未来が怖いですね…

ということで、サイコパスだ!と思うシーンは、たくさんちりばめられている映画でした!

 

廃用身はホラーでグロいのか…?

本作はジャンル上サスペンス/社会派ドラマに分類されますが、検索してみると、「どんなホラー映画よりも恐ろしい」という言葉がよく目につきます。

グロテスクさ(肉体的生理嫌悪)としては、映倫区分はPG12で、手術シーンや切断後の肉体、ホルマリン漬けのパーツなど、人体欠損に関わる視覚的なグロテスク要素が含まれました。

たしかに、小さい子供からしたら、いい印象はないかもしれないです。

体が悪くなったら切られるの?という印象を持たれてしまうかもしれないですね。

廃用身という言葉を理解するのが難しい年齢。ということで、制限をしたのではないでしょうか。

そしてもうひとつ、暴力や怪物が登場するホラーではなく、「超高齢化社会で誰しも直面する介護の地獄」「身体を捨てて楽になるという選択肢に一瞬納得してしまう自分への恐怖」という精神的・生理的な恐怖。

たしかに、お医者さんにそう説明されたら、納得しますし、漆原が言うように、介護をされている側の人間は、迷惑をかけたくない。少しでも負担を減らしたい。と思っているだろうところで、介助者を助けてあげることができる。
なんて言われたら、じゃあ切ろう。って答えになりますよね。

そこで、切る以外の方法はありますか??って聞いたところで、きっと、そのほかの策がない。と考えるのが、漆原のやり方なんでしょう。

たしかに、もう動かないなら、なくしてしまったほうが…

ああ、わたしも漆原川の意見になっています!洗脳されたのでしょうか???

全体的な感想や見どころ

映像化するのは不可能。と言われていた原作を、見事に演じ切りました。

わたしのなかの見どころは染谷さんの名演技です!!

複雑なシーンも、グロいと思われるシーンも、狂気的?と思われる演技もたくさんありました。

それを、見事演じ切ったのが主演で漆原の役である染谷将太さんでした。

まじめなことろも、ラストの思い悩み、けれど枯れたように笑う電話のシーンも、とても印象的でした。

これを映画で放送しよう。廃用身という言葉があるんだということを発信しよう。
さあ、キャストはどうしよう。

といったところで、染谷さんに行きつくところも、すばらしい着眼点だったのかなと思いました。

子の演技はとっても難しかったと思いますし…
イメージもあまりよくないですし…

とにかく、いろいろ考えさせられる内容ばかりでした。
そして、勉強になりました。

「要らない手足を切って楽になる」という発想は一見恐ろしく感じるけれど、介護に疲弊した現場のリアルを知るほど「その選択肢は本当に悪なのか?」と思わされてしまうテーマ設定が秀逸です。

鑑賞後に議論したくなる深い問いを投げかける重厚な一作、廃用身とは?がよくわかる映画でした!

 

お読みいただきありがとうございました!

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