2026年8月7日!
先週の金曜ロードショーはジブリ映画の「借りぐらしのアリエッティ」です
2010年7月17日に日本で初公開され、なんと10年以上も前の映画なんですね。
そんなアリエッティの評価が、なんと…
やばいとかひどいとか嫌いという意見が多い…
面白いという意見もありましたので、ご紹介させていただきます!
今夜作品をご覧になる方はぜひお読みください
借りぐらしのアリエッティがやばい?ひどい?
公開当時から現在に至るまで、本作は賛否両論が分かれやすい作品として知られています。
「やばい」と言われる理由
主に「ジブリ映画に期待する『ワクワクする大冒険やカタルシス(爽快感)』が少ない代わりに、現実的な人間関係の面倒臭さや、切ない別れがリアルに描かれているから」ではないでしょうか?
ジブリ作品といえば、『ラピュタ』の大冒険や『もののけ姫』のような壮大な戦い、魔法やダイナミックなスペクタクルを期待しがちです。
しかしアリエッティは、「床下にこっそり住む小人が、人間の家から角砂糖やティッシュを少しだけ借りる(=泥棒する)」という極めて日常的で小さな世界の話です。そのため、「派手な見せ場がなくて退屈」「盛り上がりに欠ける」と感じる人がいます。
そして物語の後半、アリエッティ一家が引っ越さざるを得なくなった最大の原因は、人間の少年・翔がアリエッティたちの存在に気づき、良かれと思って(あるいは好奇心から?)色々とお節介を焼いてしまったことです。
翔自身は病弱で心優しい少年ですが、結果的に彼が小人たちの生活に踏み込んでしまったせいで、安全だった隠れ家がバレてピンチを招いてしまったため、良かれと思って首を突っ込んで迷惑をかける系の、「ちょっと厄介な人間」に見えてしまい、なんか翔ってやばい?という意見があります。
そしてもう一人、メイドのハルさんの存在。
小人の存在を暴こうと執拗に追い詰めます。
その姿や表情、アリエッティの母親をビンに閉じ込めてしまう執念が、「ジブリ特有の分かりやすい悪役というより、妙にリアルな執着心や狂気を感じる」「見ていてハラハラするというより、精神的に疲れる・気味が悪い」とトラウマになる人もいます。
王道のアニメ映画であれば、最後は人間と小人が心を通わせてハッピーエンド…となるところですが、本作では「見つかったからには、別の場所に引っ越すしかない」という現実的な別れが描かれます。
「ひどい・つまらない」と感じる人の意見
地味・盛り上がりに欠けるという意見。
『天空の城ラピュタ』や『もののけ姫』のような派手な大冒険や劇的なドラマを期待すると、ストーリーの起伏が少なく物足りなく感じられることがあります。
そしてたまにありますが、今作は結末がハッピーエンドではないということ。
最終的にアリエッティ一家は引っ越しを余儀なくされ、翔(しょう)との別れが描かれるため、「すっきりしない」「もっと先が見たかった」という消化不良感を抱く声があります。
たしかにそこまでの派手さ、涙するほどの感動…といなると、すこし違うかもしれないですね。
見ていて退屈に思えてしまう人がいることはなんとなくわかる気もします。
見る人によっては、なんかやばい?ひどい?って思ってしまう内容かもしれないですね
借りぐらしのアリエッティは面白い?
もちろん、面白い!という意見ももちろんありますので、ご紹介します!
まずは、圧倒的な世界観と映像美がすばらしい。
小人の目線から見た「床下の世界」がありました。
人間にとってはただの「マチ針」「輪ゴム」「角砂糖」「切手」「レンゲ」などが、小人の世界では剣、ロープ、貴重な食料、壁画のポスター、お皿として見事に生まれ変わります。
見ているだけでワクワクしますよね!
「人間が落としたものをどうやって運ぶのか」「家の中はどうやって作られているのか」という、小人目線の生活の知恵やミニチュア的な可愛らしさが細部まで作り込まれており、見ているだけで童心に返ってワクワクさせられます 🙂
主人公のアリエッティは、初めての「借り(初めての外出)」にドキドキしながらも、自分の足でしっかりと立ち、危険な外の世界へ一歩を踏み出す非常に勇敢でカッコいい女の子です。
そして音の演出が非常に秀逸です!
小人たちが歩くときの「カサカサ」「トントン」という小さな足音、布がこすれる音、角砂糖を削る音などがとてもリアルに響きます。
また、豊かな草花、床下の薄暗いけれど温かい照明、木漏れ日など、スタジオジブリならではの圧倒的な作画美と空気感にただ浸るだけで心地よい癒やしを得られます。
アリエッティと翔は、人間と小人という、本来は絶対に出会ってはいけない「分かり合えない存在」同士が、言葉やハプニングを通じて少しずつ距離を縮めていく過程が丁寧に描かれています。
最終的に結ばれるわけでも、ずっと一緒に暮らせるわけでもありませんが、「お互いの心の中に一生残り続ける存在になる」という、甘さ控えめで大人っぽい美しい結末が、かえって心に深く染み入ると高く評価されています。
ラストは爽やかな余韻を感じられました。
ハッピーエンドとはいえないし、派手な解決はないものの、アリエッティと人間の少年・翔が互いに生きる勇気をもらい、成長して前を向いて歩き出す姿が美しく描かれています。
わたしは面白い!という意見に一票! 😳
借りぐらしのアリエッティ結末と最後のセリフ
結末のあらすじ
人間のメイドであるハルに小人(借りぐらし)の存在がバレてしまい、アリエッティの母・ホミリーが捕まってしまいます。
翔の協力によってホミリーは救出されますが、これ以上人間に見つかった場所には住み続けられないため、アリエッティ一家は新しい新天地へ引っ越すことを決意します。
川を下る小舟(やかん?)に乗って出発する直前、アリエッティは翔と最後の別れの挨拶を交わします。
最後のセリフ
アリエッティが旅立つ間際に、髪留めに使っていたミニチュアの洗濯ばさみを翔に手渡す
そして受け取った翔がアリエッティに向けて言った最後のセリフは以下の通りです。
「君は僕の心の臓(しんぞう)一部分なんだよ。忘れない……ずっと」
生まれつき心臓が弱く、手術を控えて絶望的になっていた翔にとって、懸命に生きるアリエッティとの出会いは大きな生きる希望となりました。
その感謝と、「人間は絶滅するかもしれないが、君たちは生き延びてほしい」という強い願いを込めて、アリエッティにこの言葉を伝えたのではないでしょうか。
ただ、勝手に心臓の一部なんだよと言われても…ちょっと薄気味悪いというか気持ち悪いような…
ここで終了なので、どうもすっきりしないエンディングですね。
続きがとても気になるところですが、ジブリ映画だし、続編が…なんてことはきっとないでしょう
ただ、ジブリらしい、美しい世界観と、音楽、温かい言葉は健在ですね!
借りぐらしのアリエッティ感想
見た感想として、『借りぐらしのアリエッティ』は、派手なスペクタクルや勧善懲悪のストーリーではなく、「日常の美しさ」や「静かな心の交流」をしみじみと味わうための作品と言えるでしょう。
小人たちが人間の生活雑貨を工夫して日用品に変える様子(角砂糖を大切に運ぶシーンや、マチ針を剣として使う描写など)が非常に細やかで、見ているだけで童心に返ったようなワクワク感を味わえます。
そして対比的な人間ドラマがありました。
「心臓病を抱え、すべてを諦めかけている人間の少年・翔」と、「過酷な環境でも懸命に、力強く生きる小人の少女・アリエッティ」。
体が不自由で孤独だった2人が、お互いの存在を通じて「生きることへの執着や希望」を見出していく過程が非常にドラマチックです。
ストーリーは切なさと爽やかさが同居する空気感を味わえます。
トトロのような圧倒的なファンタジーや、ラピュタのような大冒険とは異なり、どこかリアルで現実の延長線上にあるような寂しさがあります。しかし、観終わった後には不思議と清々しいエネルギーが残るのが特徴です。
結論から、私個人的には見る価値は十分にある作品だと言えます!
・ジブリの美しい背景美術や、生活の細やかな描写が好きな方
・派手なアクションよりも、登場人物の心の機微や丁寧なドラマを楽しみたい方
・日常にちょっと疲れていて、静かに癒やされたい、あるいは前向きなエネルギーをもらいたい方
「ジブリ特有の圧倒的な世界観に浸りたい」「優しい余韻に包まれたい」という金曜の夜にぴったりの作品なので、ぜひじっくりゆっくりご覧になっていただきたいです!
次回の金曜ロードショーも楽しみだ!


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