わりとまだ公開されたばかりの映画ですが、面白い?つまらない?とこれまた意見の分かれる結末となっておりました。
今回はそんな木挽町のあだ討ちについて、あらすじをネタバレあり感想交えてご紹介します!
「木挽町のあだ討ち」とは
永井紗耶子氏による小説です。
2022年10月に新潮社から刊行され、第168回直木賞と第36回山本周五郎賞のW受賞を果たした非常に評価の高い大ベストセラー作品となっています
映画の公開日は2026年2月27日(金)でした
大手シネコンでの一般的な上映は2026年4月〜5月頃にかけて順次終了となりました。
「木挽町のあだ討ち」というタイトルですが、よみかたはこびきちょうのあだうちです!
そして、興行収入は、公開以降のロングランを経て約9.8億円のヒットを記録しています!
口コミやレビューの後押しもあっての結果だったそうですよ!
映画の主演は部隊の皆さんが、ほぼ主役級に登場するので、たくさんいる?といってもいいのではないかと思いますが、
そのなかでも、
総一郎役の柄本佑さん
菊之助役の長尾謙杜さん(なにわ男子)
篠田金治役の渡辺謙さん
一八役の瀬戸康史さん
久蔵役の正名僕蔵さん
など。
そしてひとりちょい役?というのか、小道具を担当している九蔵の奥さんとして、イモトアヤコさんが登場しました!
和の装いも、とてもお似合いでした。
実年齢より上の設定だと思うのですが、非常に落ち着いており、菊之助を心配するシーンは、普段の母親の雰囲気を感じました。
どのやくもしっかりはまっていて、とても見ごたえのある映画となっておりました!
木挽町のあだ討ちロケ地はどこ?
主に京都府や滋賀県、三重県などの歴史的建造物や自然豊かな場所で撮影が行われました。
専修寺(国宝)の庭園「雲幽園」(三重県津市)
美しい水辺や竹林のある庭園が撮影に使われました。
夏見神社(滋賀県湖南市)
遠山藩で起きた事件の回想シーンで、趣のある石橋が使用されました(柄本佑さんや山口馬木也さんが駆け抜けるシーンなど)。
その他、百済寺(滋賀県)や京都府内などでもロケが行われています!
日本にはたくさんいい撮影スポットがありますね 😎
木挽町のあだ討ちネタバレ、結末は?
物語は、江戸・木挽町の芝居小屋「森田座」の裏で起きた、若き美男子・伊納菊之助(演:長尾謙杜)による見事な「父親の仇討ち」から始まります。
しかし、事件から一年半後、遠山藩の侍・加瀬総一郎(演:柄本佑)が森田座を訪れ、「あの心優しい菊之助が、どうやって大男の仇を討てたのか」という疑問から、関係者たちへ聞き込み調査を始めます。
のちに、総一郎が本当に知りたいのは、菊之助が仇を討ったかどうかではないということがわかるのですが、ここではまだ、聞き込みをするシーンが続きます。
一人ずつあぶりだしながら、聞き込みをするシーンは、なぜそんなにしつこく知る必要があるのか?と思いながらも、総一郎の演技がなめらかで、とても見てて引き込まれました。
総一郎が芝居小屋の裏方や関係者(小道具係、衣裳係、作者、黒衣など)から話を聞いていくうちに、世間に知られた「美しいあだ討ち」の裏に隠された驚くべき真実を知ることになります。
菊之助は心優しく、子供のころから面倒を見てくれた作兵衛の首をとることなんて、できるわけなどできなかったのです。
仇討をしなければ故郷に帰れない。母を支えてやれない。でも、作兵衛を打つことも到底できない。
そんな時立ち上がったのが、芝居小屋の仲間たちだった。
それぞれが役割を担って完璧な「仇討ちの筋書きと演出」を裏で作り上げたのです。
関わった人々の温かい嘘とチームプレーによって偽の仇討ちは無事に成功し、菊之助は無事故郷へ帰ることになった。というストーリーでした。
小説版は余韻を残す静かな結末ですが、映画版ではより開放感のある大団円として、遠山藩の殿様は、家来の総一郎を連れ、芝居小屋のみんなにあいさつをし、かごに乗ることなく歩いて帰っていきました。
死んだとされた作兵衛は、日の目を浴びることのできなかった生活をしていたが、ラストでは、芝居小屋のみんなと一緒にいるところを見て、ほっとしました。
みんなが幸せになれる方法はないか?
死んだ父が報われる方法は本当に仇討をすることなのか?
これが本当に幸せな結果なのか?
菊之助の母から、菊之助を助けてほしいと頼まれていた金治は、知恵を振り絞り、仇討という演技をしようじゃないかと考えつく。
もちろん誰も死なないなんてことはきっとあの時代には難しかったんだろうけども、一か月かけて、菊之助と、伊納家を見事救うことができ、総一郎の働きかけもあり、悪事を働いた者たちを罰することができました。
結果として、テンポ感もあり、ストーリーもよくできているなと思いました。
見始めたときは、「ああ、またこうゆうかんじの映画かあ。」と若干期待してませんでしたが、ラストまで見ると、とてもいい映画でした!!
木挽町のあだ討ちは面白い?
まずは「面白い」という声(多数派)!
ミステリーとしての謎解き(どうやって仇討ちを成し遂げたのか)の面白さに加え、江戸の人情や温かい絆が絡み合うストーリーが高く評価されています。
「真相が分かったときの爽快感がたまらない」「登場人物たちの芝居小屋への愛や情けに涙した」という感想が多く見られます。
そして、なにより総一郎を演じた柄本佑さんの演技が最高でしたね。
いいやつなのか悪いやつなのかなんとも不思議なオーラがあり、最後まで敵なのか味方なのか、果たして悪党なのかいいやつなのか??わからなかったくらい、とてもよかったです!
あとは安定の瀬戸康史さんの一八もよかった!
どの映画に出ても、ものにしてしまうところ、見ててワクワクします!
木挽町のあだ討ちはつまらない?
そして反対に「つまらない」と感じるポイントもご紹介
派手な殺陣やアクションがメインの王道・痛快時代劇を期待していると、人間ドラマや会話劇が中心のため、少し地味に感じられる場合があるそうです。
また、構造上、同じ事件の回想や証言が少しずつ視点を変えて語られるため、人によってはテンポがスローに感じられることがあります。
同じシーンが何度も流れるので、そこも、つまらないと思われるポイントなのかもしれないですね。
タイトルに「あだ討ち」とあるため、剣戟アクションや緊迫感のある殺陣、手に汗握るチャンバラ劇を期待して観に行くと、肩透かしを食らうことがあります。
なんといっても本番の仇討のシーンは一度のみで、しかも冒頭に終わっていしまいます!
そして本作の実態は、ミステリー仕立ての人情劇・会話劇であり、刀を交える派手なシーンよりも、登場人物たちの過去の回想や、芝居小屋の楽屋裏での人間模様のやり取りに大部分の時間が割かれています。
そのため、娯楽性の高いエンタメ大作を求めている人には少し地味に映ってしまうようです。
よくある刀振り回してバチバチに戦う系の映画ではなく、ちゃんとしたストーリーを大事にしている映画だったということですね。
原作小説は直木賞を受賞した大人気作であり、小説から始めたファンの方からすると、映画ように2時間に収めるために削がれた部分の多さにがっかりした人もいるかもしれませんね。
個人的に見た感想でいうと、冒頭はあたりさわりないよくある映画か。と思いましたし、仇討のシーンも、なんだか仕組まれたかのような芝居臭い演技だなあとも思いました。
それも、ラストに向けたこだわりだったんだなあと思えば、とてもわかりやすく、みんなが幸せになる結末だったので、見ていてすっきりした気分になりました。
見たことなくて、見ようか悩んでいる方はぜひご覧になってくださいね 😎


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